夏場にお出かけするとき、足元の選択って意外と悩みませんか?
「歩く距離が長そうだからスニーカーを履きたいけれど、とにかく蒸れる」「サンダルは涼しくて快適だけれど、長時間歩くと足裏が疲れて痛くなる」。
この2つの間で揺れ動くことになりますよね。

ここに「素足でラフに履きたい」「でもペディキュアを塗っていないから爪は隠したい」「電車の強烈な冷房で足先が冷えるのが嫌」といった地味な注文が重なってくると、いよいよ打つ手に困ってしまいます。
そうしたわがままな悩みを一括で解決しようとして辿り着くのが、スニーカーサンダルという選択肢。
たとえば、ナイキの「エア・リフト」を素足履きのお供に選んでみると、「歩きやすくて蒸れない」という期待通りの使い心地だけでなく、思いがけない快適さに気づくことになります。
それは、メッシュ生地で風を通しながらもアッパーが足元を覆っているおかげで、冷房の効いた屋内や新幹線の中に長時間いても、足先が冷え切らないということ。
スニーカーサンダルと聞くと、靴なのかサンダルなのか分からない「どっちつかずの中途半端なデザイン」という印象を持つ人もいるかもしれませんが、この絶妙な形状こそが、夏の生活のあらゆるストレスを同時に受け止めてくれるんです。
実は、エア・リフト、1996年にケニアの長距離ランナーの素足走法に着想を得て作られたシューズなのだそうで、親指と人差し指の間が分かれたスプリットトゥ構造や、かかとに内蔵されたAirクッショニング、そして面ファスナーのストラップなど、足の自然な動きを支えてしっかり歩くための機能が詰まっているのだそうで、運動靴由来のタフな底周りと歩行性能を備えつつ、アッパーに通気性の高い軽量メッシュを採用することで、サンダル特有の頼りなさを解消しながら爽やかさを両立させているようです。
この「しっかり歩ける構造」と「通気性の高さ」の組み合わせが、日常の思いがけない場面で真価を発揮してくれます。
つま先まで露出するオープンサンダルだと、冷風がダイレクトに当たって足先から体が冷えてしまいがちですし、電車の中はちょっと怖いですよね。
でも、完全に密閉されたスニーカーだと熱がこもって汗をかきますし、その湿気が原因で冷えを招くこともあります。
メッシュ地で全体を適度に覆うスニーカーサンダルの形状は、内部の湿気や熱を逃がしながらも、冷房の冷気が皮膚に直接当たるのを防ぐ絶妙なシールドになってくれますし、素足の軽快感や涼しさを味わいつつ、爪を無理に見せる必要もなく、冷房冷えからも守られる。
本来の歩行機能に加え、こうした生活上の扱いやすさがついてくるのって、結構魅力だと思いませんか?
靴を「スニーカー」か「サンダル」かという大雑把な2択で考えると、その2つの中間にあるデザインは中途半端に思えるかもしれませんが、「よく歩く」「蒸れを防ぐ」「爪を隠す」「冷房の冷えを防ぐ」というように、夏場に自分が足元へ求める条件を細かく分解していくと見え方がガラリと変わってくるはず。
それぞれの弱点を打ち消し合い、あらゆる要素を一度に満たしてくれる「用途の隙間を埋める専用機」として、極めて合理的な形をしていることが分かってくるはずですよ。

